衆議院議員選挙が公示され、投票日が決まりました。在外公館での投票は日本国内より1週間は早いはずで、週明け水曜日から土曜日まで。今回はなんだかドタバタ投票日が決まったような印象がありますが、単に自分が意識していたせいなのかもしれません。

投票の形式ってどんなんだったっけ、意外と覚えていないものです。

前回参議院議員選挙の時は小旅行ついでにドイツのデュッセルドルフの領事館まで出かけて投票したのは覚えていますが、選挙区だったか、比例代表だったか、そういう選ぶ仕組みも数年経つと頭から抜け落ちているものです。

投票に行くことは偉いことでもなんでもありませんが、投票率の異常に低い国の国籍保持者として、砂粒程度でも政治に参加しておきたいと思います。

日本にいたときもそうなので、友達と政治の話をすることもほとんどなければ、一緒に選挙に行こうよ、というのもない。そもそも誰が、在外選挙人登録をしているのか知らないし、私が選挙の話をしてもスルーされるのは、投票できないからなのか、投票する気がないのか、そもそもやっぱり政治の話はしないものだからなのか、その辺もわかりません。

選挙の話をするのは母と、学生時代の友達一人くらい。

さて今回、野党共闘ということで、比例区は支持政党に投じればいいのですが、選挙区の候補者を確認したら、私の支持政党の候補者はいませんでした。

でも自民と野党の一騎討ちではなくて、にしても今回はよく考えて投票しないといけないことに気づきました。

まず、小選挙区の候補者を確認するのに、選挙区がどこだか覚えていないので調べるところからです。無論地元にいれば、ポスターや選挙カーを見かけるでしょうから、誰が候補者なのか自然とわかるんでしょうけど、遠隔だとさっぱりです。

あと数日あるのでよく確認して考えておこうと思います。自民党に入れたくない、というのでは同じですから、自ずと誰に入れるかは絞られるべきなのですが。

母とはする選挙の話、父とはしたことがないし(必ず投票に行っているのは知っています)、妹ともない。妹はむしろ公務員なので投票日に手伝いに駆り出されて大変ね、というそっちの話になってしまったり。

若者も投票に行こう、と有名人の方々が呼びかけたという記事を読んで、そこのコメントに「投票率が上がれば政治が変わる」とありましたが、まずはそこなんですよね。投票率5割って、本当に、民主主義すらまだなくて訴えている国の人たちからしたら、権利があるのにどうして行使しないのか、って話ですよ。ヨーロッパ内の投票率聞くと7割くらいなんですから、日本ももっと行くようにしないと。

これからの若者たちには政治の話がしやすいような教育や情報提供がもっとされていきますように。

にほんブログ村 海外生活ブログ オランダ情報へ
にほんブログ村