飲食店の休業に伴い、じゃがいも消費大国のオランダでは、レストランで消費されるはずの分のフライドポテト専用(食事を注文するとたいていフライドポテトがついてきます)のじゃがいもが大量に余り、専門農家では大量の在庫に頭を悩ませています。政府はこの部門に特別支援を決めたほど。

スーパーマーケットではじゃがいもが外食が減ることでもちろん普段より売れているわけですが、フライドポテト専用というのは外食産業以外に流通させるのは難しいのだそうです。

なんとかじゃがいもを活用できないか、できれば逆に足りていないところに転用できれば、と番組で検討してたどり着いたのが、除菌スプレー。

じゃがいもをデンプン化する→デンプンを糖化させる→糖からアルコール生成→除菌アルコールに

いいアイデア!
原料はじゃがいも1トンたったの180ユーロ。
もちろん加工費がかかるので実際にはいろんな費用がかかったとは思いますが、最終的にはアルコール80%のスプレーが完成。医療や介護の現場にプレゼントされていました。

実際に製品化するための生産ラインを作るのは簡単には行かないでしょうが、もっと作ってもいいんじゃないの?番組の企画だけではなく、と思ったのでした。

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