10年経ってようやく、もがかなくても生きて行けそうだと思えてきたこと。
自分でも、最近ちょっと明るくなってきたような気がします。

私は、誰にでも心を開くタイプではありません。
だからこそ、悩んで鬱にもなりました。
誰とでも仲良くしている人を見て、自分にはできない、と卑屈になり、そんな自分が嫌で、でもどうしようもなかった。

少し前に読んだ、生きるのが楽になるためのヒント、の中に、仲良くなれない人は思い切って切り捨てろ、というのがありました。

切り捨てろ、は言いすぎかもしれませんが、誰にでもいい顔をして生きて行く必要はないということです。

「誰とでも仲良くならなくたっていい、誰とも仲良くなれないわけではない」

こう思っています。

ここしばらくのごたごたもあって、自分が信頼できる人の存在が再確認され、そういう人たちが、ずっと、外国暮らしが辛いと思っていた私の心をすっとやわらかくしてくれた気がします。

10年も住んでいたって、外国暮らしが辛いと思うことは、たくさんあるんです。なんでここにいるんだろう、と自問自答したことは何度もある。この国の人になかなか心を開けない外国人の私がすごく嫌でした。

でも、この人と仲良くなりたい、と思う人と仲良くなれれば、それでいいじゃないか、とようやく開き直ったというか、無理をする必要がないのだなと思えてきました。そうしたら、ずっと楽になりました。

へたくそなオランダ語ですが、ぼちぼち生きて行けそうです。

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