Taakieと一緒にアムステルダムに行ってきました。移住の申請に必要になる出生証明書は自分の住んでいるところでなくって、日本の戸籍謄本やらが本籍地じゃないと取れないのと同じで、出生地でないと取れないんです。幸運なことに彼は電車で20分のアムステルダム生まれなので、ついでに遊んでもきました。

いろいろ話してて、真剣に英語の勉強をしなくちゃね、という話になり、最近私が英語の文を読むのになれるためにも読んでいるコスモポリタンUK版と、一緒に手元に置いている電子辞書のことを話すと、Taakieが、自分もそういうのが欲しいと言い出しました。

日本では電子辞書なんて普及しているし、NZの英語学校時代には中国人・インドネシア人クラスメートたちも持っていたので、当然のようにオランダにもあるんだと思っておりました。英語のスペルチェックマシーンなんてのも文房具店においていたし。

しかし、オランダには全然見当たらないのです。語学学習書専門店に行ってもなかったし、なんでも売ってそうな電気メインのお店にもない。ただ皆に口をそろえて言われたのは、”Kijkshopにならたぶんあるよ”と。

「カイクショップ」と読むのですが、ここのお店は品物がみんなショーケースに入ってて、用紙に欲しい品物の番号を書いてレジに持っていくと倉庫から出してくれるというシステムになってます。場所代を節約しているからか、品物は割安なのだけど、ちょっぴり社会主義チックな感じがするのは私だけかしら?今はわからないけど、中国では品物をショーケースの中から選んで見せてもらい、そしてお金を先に払って(支払い場は別にある)レシートをもって行くと初めて品物を渡してくれるというシステムがあって、おもしろいなと思ったものです。

さて話は戻って、このKijkshopにそれらしきものがありました。でもちょっと違うの。Taakieが欲しいのは英語とオランダ語の辞書。でもあったのはこんなので、親切にもオランダ語を含めたヨーロッパ8ヶ国語のもの。便利かもしれないけど、トータルで8000語、ということは1言語あたり1000語。うーん、考えてしまいました。値段は買って損はなさそうなほんの16ユーロなんだけれど。

いろいろ検索したけれど、英語とオランダ語だけの辞書はなくて、みな多言語か、それかミニPCになってしまうのです。こんなに便利なのに、なんで普及してないっていうか、ないんだろ?

ところでまったく別の話になるけれど、電車でたまたま隣に乗り合わせた人がニュージーランドから来た人!私が身につけていたグリーンストーンのネックレスを見て、声をかけてくれました。何たる偶然!たった一駅間だったけど、いろいろお話しました。