本日、けんたんが小さな手術を受けてきました。

生まれたときから左耳についていた2つの小さな突起。
副耳(オランダ語ではbijoortje)というのですが、これを切除してもらいました。
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特別何か支障があったわけではなく、本人は全く知りもしないし、周囲も気がつかない人のほうが多かったわけですが、耳が大きくなると、副耳も大きくなると聞いたので、小さいうちに取ってしまおうと親の私たちが決めたことでした。

手術自体は30分もかからず、半日の滞在で終わりました。
麻酔が切れてしばらくはぼんやりしていたものの、朝を抜いてお腹がすいていたけんたんは、食欲も旺盛、食べ過ぎるほど詰め込んでました。

次男が副耳、おまけの耳を持って生まれてきた時、面白いこともあるものだな、と思いました。
長男を実際に会ったことがあって知っている方はもうご存知だと思いますが、長男は左耳の形成不全があります。小耳症といいます。
左耳は穴が開いておらず、鼓膜もありません。
見た目には、耳の形もしていません。
ほとんど右耳だけで聞いている状態ではありますが、聴力にあまり支障はないので、気づかない方も少なくないようです。
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お兄ちゃんのお耳はちょっと足りなく、弟のお耳はちょっと多い。
お兄ちゃんがお母さんのお腹で忘れたものを、弟が持ってきてくれたんだね、なんて言ってました。

長男も数年後いずれ手術で左耳を形成してもらう予定で、次男の執刀医の先生がオランダの第一人者なのでお願いすることになります。
次男が手術を受けたことで、まだまだ先だと思っていた長男の手術も、実感が少し湧いてきました。

でもね、子どもに手術を受けさせるのって、やっぱり小さなものでも親はかなりドキドキするもの。お兄ちゃんのほうは簡単な手術というわけには行かないので、十分心構えしておかなければ、と今から思ったのでした。