2-3週間だったか、かーたんがしばらく夜中や明け方に時々起きてしまうということが続いていました。
ずっと朝までぐっすりの子だったので、急に始まったそれに私は付き合わなくてはならなくて寝不足気味。
でも、おっぱいあげればそれでまた満足して寝てくれるので、そうしていました。

だけど、それをTaakieのお母さんに話したら、
「夜中におっぱいあげるのはダメ!それに慣れてしまうとずっと起きるようになってしまうから。」
と。
保健婦さんも、夜中の授乳は不要だからあげないようにって。

その代わり、おしゃぶりをあげたり、あやしたりするように、って。
でもねぇ、おしゃぶりあげても口から外れてしまうとまたむにゃむにゃ言ってるし、寒いし眠いし私はずっとつきあっているのがしんどい。
おっぱいは手っ取り早いじゃありませんか。

何回か、おしゃぶりで寝てくれたことはあったけど、私もベッドとかーたんの部屋の往復。

しばらく私は寝不足でした。Taakieも時々目を覚ましていたらしい。

そして先週の金曜日の話。
かーたんが夜中に起きたのでとりあえず一旦はおしゃぶりで寝かしつけました。
おしゃぶりを口に入れ、抱っこしてるとむにゃむにゃ眠そうにしています、っていうか、目はしっかりと閉じているのに口はもごもごおしゃべりしているのがいつもの夜中起きるパターン。

その前の日に、夜かーたんが起きてもほっておく、とTaakieと話していたので、私がかーたんのところに行ったのに気づいて、非常にこのことが気に食わなかったらしいTaakie。
そんなこといったって、私はかーたんがむにゃむにゃ言ってたら眠れないわけです。(Taakieもね)

それから1時間後、今度はかーたんは泣いていました。
おしゃぶりじゃ、我慢してくれません。
時間は朝4時半。
仕方ないので、30分泣き声を聞きながら私はベッドの上でまんじりともせずじっとしていました。
5時過ぎに朝一のおっぱいをあげることもあるので、もういいかな、と思って5時におっぱいをあげていると、激怒したTaakieが飛び込んできました。

「夜は授乳するなって言ったろ!うちの母さんが何百回も言ったじゃないか!」

かーたんもびっくりするし、私はただあっけにとられるだけ。
5時に授乳することは今までもあったのだけど、5時はオランダ人一般には、「夜」らしいのです。
私が何を言っても聞かず、一人怒りまくったTaakieは、

「今日は保育園に自分で連れてけ!」

と言って、5時半ごろ出て行ってしまいました。

その後、私はただただあきれながら、かーたんともう一眠りしました。

午前中もなんだかむしゃくしゃしていたので、Taakieのお母さんに電話。
一緒に解決策を探りましょう、とのことだけど、Taakieに対するイライラは減らず。話は聞いてくれたけど、どちらの立場もわかる、とのことで、Taakieの行動に腹の立っていた私はちょっとすっきりしない。

そして、仕事が終わり、うちへ帰ると、Taakieの車がない。
そう、私が朝送る代わりに、帰りは迎えに行ってほしいと頼んでいたのです。
あれだけ朝早くでてったんだから、当然でしょう???

怒り心頭に達して、泣きながら保育園までかーたんを迎えに行きました。
保育園の先生の前では、この騒ぎのことを話しつつも、泣かないでこらえていたのですが、車に戻ったらもう涙が止まらず、家に帰ってTaakieの顔も見たくなかったので、Taakieの両親のところへ行きました。

しばらくお母さんと話をしていて落ち着きはしたのですが、やっぱり腹が立つ。かーたんが夜起きてしまうのは私の問題ではなくて、私たちが一緒に解決しなくちゃいけない問題でしょう?
Taakieから電話がかかってきたので、まず話をしてくるから、とお父さんが出て行きました。

2時間くらいたって、お父さんが戻ってきて
「大丈夫だよ、Taakieはわざとやったわけじゃないから」
とのことで、家に帰りました。

家に帰って話を聞くと、携帯電話を忘れて連絡は取れなかったし、仕事が忙しくて時間を忘れていた、だって。
朝の件は、やりすぎだと自分でも思っていると。

そんなわけで、この日は収拾がつき、お母さんとも話したのですが、夜私が寝る前におっぱいもしくはミルクをあげてみるということに。
これはうまく行きました。
かーたんはぐっすり。やっぱりお腹がすいていたんだ。

しかしまた、数日後、お腹がすいたんではなくて、うんちをしてしまって起きるということが続き、こればチかりはどうしようもないのでした。