いやあ、まだ出産当日リポートが済んでなかったのですね。
さっさと終わらせましょう。

赤ちゃんようこそ、かーたん赤ちゃん
必死で赤ちゃんが出てきそうなのをこらえていると、ドアの呼び鈴が。
助産師さんたちが到着。Taakieがドアまでかけて行って、「とにかく早く、上がってきて!」と叫んでます。

私のベッドの脇に到着した助産師さんとまず挨拶をし、下着をはずして見ると、すでに赤ちゃんの髪の毛が!!
「破水させちゃいますよー」
と、言われた直後、生暖かい水の感触が一気にお尻の辺りに広がりました。と同時に、なんとも言えない独特のにおいがしました(不快なにおいではないが、今までかいだことのないにおい)。

「もう、いきんでもいい?」
と聞くと、
「次の陣痛でいきんで!」
と。

もうこらえる限界だった私にとって、すぐいきんでよかったのは本当に助かりました。
子宮口の開きがどう進んだのか知らないけれど、もう既に全開大だったわけです。

陣痛の波がやってきて、うーんといきんでみましたが、1回ではまだ出てきません。
いきんでいいといわれる前のほうが、内側から押される力が強烈だったような気がしました。

もう一度いきむと、一瞬の焼けつくような痛みとともに、頭が出たようです。
「もう一回、がんばって!」
と、もう一度で赤ちゃんは全身出てきました。

生まれたかーたんはすぐに泣いて、私の胸元に乗せられました。
信じられない。ほんとに生まれてきたんだね!
なんともいえない、不思議な感触。自分のお腹の中で9ヶ月育ってきた赤ちゃん。
(今そのときのことを思い出したら、まだ鮮明にその感触を思い出せました。毎日抱っこしているかーたんとはまた別の感触。)

そんなわけで、助産師さん到着後、わずか10分程度でかーたんは誕生。
安産であったことには間違いないのですが、これって、スピード出産なんですかね?実際に陣痛が始まってからは長かったので、そう呼ぶのかどうか??

抱っこしたまま、うっとりとしていたら、まだ胎盤が出ていなかったことに気づきました。
胎盤が出るのにまた陣痛らしきものがくるらしいのですが、こなかったので、
「いきんでみてください」
という指示に従ってなんとか胎盤を押し出しました。
胎盤をどうしたいか聞かれたけど、どうもしないので、処分してもらうようにお願いしました。
どうにかしたい人たちは、いったいどうするんでしょう?庭に埋めるとかいう話も聞いたけど、うちの庭はタイルが敷き詰めてあるので埋めるスペースはほとんどなし。どっちにしても、埋める処理をするのも無理なのですが。