なまくら草紙

オランダ、観光ガイドには載らない新興住宅地、Almere市で暮らす2児の母の日々。

産休に入って2週間。予定日までもあと2週間。

先週から自宅で出産しても問題ない時期に入り、気持ちの上ではもういつでも来い、という感じだったけど、何も起こらず。

かーたんが2週間ちょっと早く生まれたので、私の心の中での予定日はかーたんが生まれた頃、一昨日でありました。
なので、全然過ぎてもいないどころかやってきてもいない予定日(3月8日)を過ぎてしまったような錯覚を起こしてます。

休みに入って2週間も自分のペースでのんびりやってて、怠け癖がつきそうな感じ。でも身体はいうこときかないしとにかく動くのがしんどいので、状況に甘えさせてもらい、だらだらすることにします。

自分の思い込みで勘違いしていたことで、気づいてほっとしたこと。
予定日どおりに生まれてきたら、産休の残りは10週間だと勘違いしていました。産前に6週間取っている人は10週間ですが、4週間の私は12週間あるということ。もちろん、生まれるのが遅くなればこの12週間から引かれていくわけですが、早ければ赤ちゃんが3ヶ月になるまでうちにいられるので、1週間くらい早いといいのですが。

今年から、オランダ全土でプラスチックの分別が始まりました。
去年からあちこちで「プラスチックヒーロー(Plastic Heroes)」というオレンジのキャラクターのポスターが見かけられて分別推進をしてましたが、具体的に何したらいいの?という感じでした。

とはいえ、まだうちの市では各戸には具体的な指示は出てないんですけどね。

市外の同僚と友達がプラスチックの分別の話をしていたので、どうしているのか聞いたところ、専用の袋を渡されて、指定の日にゴミ集積所に持っていくとのこと。

各自治体によってやり方は違うでしょうが、今ガラスや古紙を集めている専用のボックス(住宅街やスーパーマーケット付近に点在)の隣にプラスチックのボックスを設置したりもするようです。

日本の実家ではもうかなり長いこと分別しているので、今頃?という感じですが、やること自体は既によく知っていることなので、何日か前にリサイクルセンターにゴミを持っていった時にプラスチック回収ボックスを見かけたのをきっかけに、始めてみました。

意外なのは、肉のトレーは回収しないとのこと。別に回収をすすめることもなければ、他のプラスチックと混ぜてもいけないとのこと。確かに、日本でも分けて収集はしていますね。

実家でもそうだけれど、プラスチックって分別を始めるとあっという間にたまります。ビニール袋、食品のパッケージ、などなど、1週間で思ったより量がありました。だからこそ、やるならさっさと自治体も始めればいいのになあ。

缶を未だに分別しないことが理解できない私ですが、プラスチックは当面リサイクルセンターに持ってって協力しますよ。

めんどくさかった試験、無事終了!
当日とにかく寒くて、うっかりなぜか薄着をしてしまった私は外に出てびっくり!雪は消え去ったものの、気温は氷点下から上に行かなかったようです。
直前まで現地までの行き方を迷っていたけれど、最終的に選んだやり方で正解。最寄り国鉄駅から歩いて15分くらいらしかったので、それを考えていたのだけれど、身体のことを考えて地下鉄も使うことに。そしたらなんだ、地下鉄の出口の目の前に会場がありました。

試験は始まってみたら、え、これに10分も与えられるの?という設問ばかりで、でも試験官の人が「終わったら言ってくださいね」というのでどんどんそれで進めてもらい、本来3時間与えられているところをその半分ちょっとで終了。

試験にあまりにも緊張感がなくて、後半はとにかく空腹と眠気で、解放されたいという思いだけ。これで何か見落としてたりしたら抜けてますが・・・
落としたら私のオランダ生活、会社員としてもやってきた5年間は何?というような内容だったので、まず間違いないと思いますが、結果は後日ということ。

予定よりずっと早く済んだので一旦家に帰ってひと休みしたあと、逆子かどうかを確認するエコーのために病院へ行ってきました。
エコー技師の人がまず触診で「助産師さんが迷うのもわかるわ」と言いはしたものの、頭はちゃんと下向いてました!
もう身体が大きいのと、位置判定がメインのエコーなので、表情を見たりはできなかったのですが、性別もさらっと再確認、成長も確認して、順調とのこと。
かーたんより大きい子になるかも、と思った私たちの思惑は当たらず、同じくらいの育ち具合のようです。4キロベビーにはならないよ、とのこと。

というわけで、今回も自宅で出産できるよう準備を進めていくことにしました。病院に移動だったら夜間だった場合、かーたんのことどうしようかなと思っていたので、一安心です。

DSC03596_2土曜日に市内の読み聞かせグループの仲間を中心とした新年会がありました。
私自身は事前の準備の手伝いはほとんどできなかったのですが、会場セッティング始め、よく企画されていて、参加者も初回とは思えないほどたくさんで、とっても楽しい会でした。

その中で、日本に帰ってきたばかりのお友達一家が節分の豆を調達してきてくれたので、豆まき!
Taakieともう一人、ノリの良さそうなお父さんが事前に指名を受けて鬼役
この2人のやる気が写真からも伝わるでしょうか?左のお面は自作、右のかつらはそのお面作成の話を聞いた私がちょっと対抗心を燃やして作ってみたもの。

年長の子たちは張り切ってばんばん豆を投げ、小さい子たちはちょっとびっくりして泣いてしまう子もいたりして、鬼もアンコール(なんてあっていいのか)に答えて3回登場。かなりの盛り上がりでした。

鬼の正体はばれていて、かーたんに聞いたら
「パパとHさん(赤鬼役)」
とさらり。事前にパパは鬼やるってまあ知ってはいたんだけどね。完全に顔を隠したのにHさんもバレバレ。
楽しんでくれたようでなにより。

この会の企画、準備を進めてくれた友達に大感謝。お父さんたちにもこうして季節の行事が浸透してくれるといいね。

産休前の最後の出社日をなんとか締めくくってきました。
なんとか、というのは、最後の最後にいくつかやり残しはあるけれど、さすがに時間が午後6時を回って、他の社員がほとんど出払ってしまった状況で、Taakieも会社までこんなに遅いんなら、と迎えに来てくれることになって切り上げたのです。
後任者でもできる仕事はメール&メモを残してお願いすることにし、家に帰ってからさらに忘れたことを何点かメールで送り、ようやくひと息。
ああ、デスクの中に目薬置いたままだ、とかいろいろ小さなことを忘れて来てはいるけれど、またしばらくしたら帰る職場、そのくらいはなんとやら。

2週間前に「半日勤務にさせてください」と言っておきながら、実現したのはゼロ。最短でも5時間半くらい、最後の週はなんだかんだと結局8時間働いた日もあったし、でもそうしてよかったんだと思っています。

あとは月曜日にある統合プログラムの試験をこなしてしまえば、やっておかなくちゃいけないこともほとんどおしまい。身体を出産にむけて休めること、体力を落とさないようにすること、にようやく集中できます。

しばらく逆子だと言われていたため、試験の終わったあと病院でエコーをとって最終確認をすることになってます。今回の検診に当たった助産師さんは
「私は99%頭はもう下に向いていると思うけれど、プレゼントとしてエコーもう一回取れるようにアレンジしてあげるわ」
と。普通は2回までしか保険のカバーでは取れないので、今回助産師からの指示としてもう一回取れるわけなのです。どんな顔しているのか、どのくらい大きい子なのか、見ることができるのがとっても楽しみです。
もうお腹が狭いみたいで、動き出すともうぐいぐい押してきます。もう少しで会えるね。お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、楽しみに待っているよ。

今日から産休明け復帰して来た同僚。
もともとガハハと大口開けて笑う人ではあったけれど、今日の彼女の発言には驚いた。

コーヒーコーナー(給湯室みたいなもん)で会ったので赤ちゃんどう?などと話していたところに妊娠はしてないけどダイエット中の別の同僚もやってきて、体重の話になりました。

私はお恥ずかしながら、日本だったら怒られる程度に体重は増加しております。オランダだと、平均値にまだちょっと届かない程度、と言うと、
「平均値って何よ?私その2倍増えて、最高は96キロ!」
元の体重も聞いてないのに自分から言うし、そこにやって来た男性同僚が
「俺も96キロくらいだけど?」
なんて言うし、彼女が極端なのだとは思うけれど、いくら妊娠で体重が増えたからといって、具体的な数値を隠さないの??
「あとまだ10キロくらい落とさないとね」
と言ってたので、今どのくらいなのか周りが予想できてしまうのもどうなんだか。

彼女が去ったあと、もう一人の同僚と思わず顔を見合わせてしまいました。恥じらいとか、無縁な人なんだろうか。なんだろうな。

あと1週間で産休です。
会社に行ってしまえばあっという間に1週間過ぎてしまうのだけれど、週末にまた月曜から・・・と考えると長い感じがします。でもあと4日間!

この1週間一緒に仕事をしたら、お別れになってしまう人たちが何人かいます。

一人は、私の真向かいの同僚。産休→病欠の人の代わりに派遣会社から来ている人、彼が来て以来グループの雰囲気がガラリと変わって明るく笑いの絶えない毎日でした。でも、チーム再編、コスト面などから、契約があと数週間と決まってしまいました。
もともといた人は、周りの空気をピリピリさせる人だったので、皆、彼がチームに加わったことを喜んでいたのでした。残念。

他に二人、任期を終えて本社に帰ってしまう人たちがいて、一人は私が秘書をさせてもらっていた上司。ものすごくいい人で、何度となく落ち込んでいた私をここまで頑張らせてくれた人です。この上司に出会わなければ、今の会社に来ることもなかったし、ここまで続いてもいなかった。通常の任期を超えて滞在が引き延ばされていたので、今年は本当に帰任、と聞いてはいたものの、私の産休中にというのが残念で仕方ないです。しかも、再来週から帰任までは秘書なし(私の後任は日本人ではないため)。申し訳ないやら、寂しいやら。
もう一人帰任する人も、よく話をしていた人でこちらもとてもいい方。見送りには行きたいなあと思ってます。赤ちゃん、予定日引き延ばさないでね!(と打ったら思いきりお腹の中で動いた!聞こえてる?)

赤ちゃんが生まれたら、かーたんの時のようにうちの両親がこちらにやってくるのかどうか、今回はなんだか来なさそうな雰囲気がずっとありました。妹がまだオランダに来たことがないので、来られれば、なんて話もあったけれど、仕事がかなりきついらしく、人手も足りず休みどころではないらしい。
うちの両親はもともと旅行好きでもないし、母は仕事が人手の状況から65歳定年で、まだまだフルタイム現役、父親は仕事は調整つくものの一人では絶対来ない。妹が来ないなら絶対来ないだろうなと思っていたら、母が今日「私は行かない」と断言。しょうがない。
(ちなみに、母と妹は看護師、父は庭関係の仕事)

家族が来るなら秋に帰るのもいいなあと思ったりしていたのです。かーたんも今年は学校に入ってもまだ義務教育じゃないので好きな時期に帰れる最後のチャンス!本当は前回から1年以上あけたくなかったけれど、家族が来てくれるなら少し先に延ばしてもいいか、と。
でもそれもなくなり、さすがに産休中に帰国も難しいので(ちょうど産休の最後の月はかーたんが就学するので、その月は動けない)、じゃあまた夏に帰るかということにしました。
赤ちゃんのあせもが心配だけどね・・・

生まれてもいないうちから予約もできないのに、一応チケットの検索。まだJAL直行便があるうちは使いたいと思って検索。時期が時期なので安くないですね。でもフライトの出発が更に遅くなって、今午後7時なのが、午後9時になるらしい。ご飯を食べる時間が難しいけれど(かーたんを10時半くらいまで起こしておく?!)、よく寝てくれそうな時間帯。しかも、金曜に仕事を普通に終えて帰っても乗れる時間!
生まれたら値段とサーチャージの状況(3月中発券と4月1日以降発券のどっちがお得か)をチェックして、速攻予約するつもりです。というのも、サイトを見ていたら、日によっては直行便の一番安いクラスが売り切れだったりするんです。
おっと、マネージャーに夏休みの申請しとかなくては。産休も始まってすらいないうちからスミマセン。

試験の日程の連絡はきちんと約束どおりあり、うれしいようなうれしくないような、日時は産休初日の午前中。
余分に会社を休まないで最後まで行けるのはありがたい、でも産休にせっかく入って喜べるかと思いきや、正直言って

休ませてくれないの?

と、叫びたい気持ちであります。

でも学校に通わずに済んだことや、産後に引きずらずに済みそうなことに感謝し、文句言わないことにします。

うまく行かない日、最近多いです。身体と天候のせいがほとんど。週末また雪が降ったせいで、道路が凍結し、再び自転車で駅まで行けなくなりました。

今日の出だしは選択することすべて間違った方向へ。
上記の理由から、バスで行くことにし、会社最寄り駅のバスは30分に一本しか来ないので、普段乗る電車を一本(15分に一本)遅らせてそのバスに合わせることにしました。
バス停へ向かうと、バスがやってくるじゃあありませんか。またしても数分早く来てしまったのか。もうあと少しのところだったので駆け出したはいいが、反対方向からバスが来てしまい、道を渡れず。10秒遅かった。
次のバスがいつ来るかわからない。時刻表は当てにならない、というわけで、一度家に戻って隣のバス停(バスの本数が多い)に自転車で行くことに。で、家に戻る道すがら、次のバスが通り過ぎるのを発見。ああ、判断誤った。でももう遅い。とりあえず自転車を引っ張りだす。
家から隣のバス停までの道も、かなり踏み固められていて怖い。自転車にまたがりながら、一体私は何をしているんだろう、と思いながら、でも前に進むしかありませんでした。運良く、自転車道は一部除雪済み。これなら別のバスに乗れるかも!と思ったのもつかの間、バス停から30メートルくらいまでは雪だらけ。仕方なく下りて自転車を押してとめに行くと、バスが来てしまいました。
結局、私が乗れたのは、自宅最寄りのバス停で10分後に来るはずだったバス。自転車での移動は完全に無意味でした。しかも怖い思いをして。
バスは電車発車3分後に到着、また駅で10分あまり待ち。待っている間も、電車の中ももう気分が悪くて、新聞も読めない有様でした。
そして会社の最寄り駅のバスには乗り継げないので、歩くか、と思ったのですが、駅付近の雪が結構片付いていたので、性懲りもなく自転車?と思った私。が!ここで予想もしていなかった事態が。
自転車の鍵が凍結してる!ライター持ってるわけでもなし、手でいくら押しても引いても動きませんでした。3分ほど格闘して、諦めて結局歩いて会社へ。

道すがら、もうこの2週間は半日勤務にさせてもらおう、と心に決めたのでした。朝からこんなにぐったりすることが続くのかと思うと、毎晩睡眠で苦しんでる私(寝付きが悪い、かゆみで目が覚める、などなど)にはもう最後の2週間が拷問になります。
マネージャーにそれを伝えるとき、思わず涙声になってしまった私でした。妊娠してなくたって、こんな状況が続いてしまったら半泣きです。前の会社の通勤でもしょっちゅう半泣きでしたな。

半日に、というのは許可が出たので(今年度の有休がちょうどぴったりくらい残っているのです)、仕事に取りかかると、今度は手配したのと違うチケットがメールで届いていたり、更に間違いを指摘されたり(金曜に自分が手配した物が間違っていた)、今日やらなくちゃいけないけど集中力と判断力が切れて仕事にならなかったりと、全くろくなことなし。そのまま午後早めに切り上げ。そうすると引き継ぎが十分にできず、半日にしたらしたで難しいなあという感じ。

試験のこと。今日はさすがに連絡が来るか、と思っていたけれど、よく見たら私の携帯の電池が切れそう。とりあえず電源を切って、昼休みに学校に電話すると、担当者不在。電話繋がらないから家にかけてほしいと伝言したのはいいものの、家に帰ってぐったり寝込んでいる間にも電話は来ず。
どうなってんの?と思いながら、充電器にさすと、大量の着信履歴。一つだけボイスメールになってたので聞いてみると、
「明日、12時からの試験に決まりました」
って!
ちょっと、メッセージは朝来ていたとはいえ、今日の連絡で明日の試験は無理!
幸い、メッセージを残した人が連絡先として携帯電話の番号を残してくれていたのでかけ直すと
「仕事を休む許可はでませんか?」
「いやいや、そういうわけじゃなくて、今日の明日で休めませんから(先週知ってれば休めたかもしれないけど)。」
「あなた、2月の初めに出産予定でしたっけね?」
「いえ、3月の初めです(大げさに伝わってるな)。」
「じゃあ2月中のどこかというのも可能なわけですね」
「うれしくはないけど、なんとか」
「じゃあ、今私自宅にもういますので、明日出勤したら来週の日程で調整してみます」
「お願いします。明日連絡いただけますね?」

これを書いているうちに、学校の担当者から携帯に電話あり、今日明日休んでいるとのこと。だからメッセージが伝わってなかったらしい。でも気にかけて電話はしてくれていたのだとほっとしました。(大量の着信履歴はほとんど彼女からのものだったらしい)

というわけで、産休直前、滑り込み試験になりそうです。
来週、金曜日にだけはなりませんように!最後の出勤日を試験にぶつけたくないよ!

何で今回こんなにいろいろあるんでしょう。
でも来週みんな片付いて心置きなく産休に入ってほっとして赤ちゃんがするりと出てきてくれれば、すべてよしです。

ここしばらく、お腹がすく=米のごはんが食べたい、という私の要求。

これまでの私なら、お腹がすく(なんか食べたい気がする)→何でもいいから食べる、とりあえず甘いもの、だったのですが、身体の本能的な要求か、お米じゃないとだめ。
パンもダメ、とりあえず空腹が紛らわせればいいだろうという嗜好品の類も身体が欲しがらない。

これでこの後の人生でお菓子との縁が薄くなってくれればいいのだけれど・・・30過ぎてもお菓子に目がない私でしたからね。

赤ちゃんには余計な砂糖は要らないわけだし、すごいね、これって。かーたんがお腹にいた時はとりあえず何でも食べてた気がするんだけれどなあ。

ただし、悩みは電子レンジがない我が家なので、食べたいと思っても、お米を洗って火にかけるところから始めないといけないところ。ああでもよく考えたら、たくさん炊いて冷凍しといて、都度おかゆっぽくすれば、すぐ食べられるではないか。
もうしばらくしたら、食べたい時じゃなくて食べられる時に食べないといけなくなるから、この際、5合くらい緊急用に炊いとくか。

と、ごはんの炊けるにおいにくらくらしながらのつぶやきでした。

ここ3回くらいの検診で続けて赤ちゃんが逆子だと言われていて、今日も逆子と言われたら病院出産かとほぼ決めていたのですが、
「断定はできないけれど、頭は下になっているような感じがある」
と言われ、最終確認は2週間後の次の検診まで持ち越されることになりました。

前回自宅で、長い長いゆるい陣痛のあと、最後の3時間で追い込みをかけるように出産まで行ってしまったので、移動のない楽さは体験済み、今回も基本的には自宅出産希望なのです。
逆子だとしたら、自宅ではできません。もし頑として赤ちゃんが回転しないんだったら、病院かなあと思っていたのですが、今日の言われ方で、自宅の可能性が再度出てきました。
というわけで、2週間後になんと言われるか待つしかありません。

そして、まだ残っている、統合プログラムの試験に関して連絡あり。私の身体的事情を考慮して、来週試験を組み込んでくれそう、とのことなのですが、何をするにもしんどい身体なので、今頃言われてもうれしくない。だからといって産後に延ばすのもどうかというところなので、受けに行ってくるしかありません。
練習を少ししてみた時に、あまりの簡単さに気が抜けたくらいなので、もうぶっつけ本番で行ってきます。それでも試験自体はトータルで3時間もかかると聞いているので、本当に「面倒」という言葉以外にありません。

刻々とその日は近づいているのに、まだ手配が済んでいないこと、2つ。

1つは、もう1つ残っている統合プログラムの試験。これは内容が難しくないことがわかっているのでさっさと終わらせたい。
6項目あり、全部で所要時間は3時間という長丁場。試験会場まで足を運ぶことすら大変なんだから、本当に早く終わらせたい。
年末のうちに連絡できるようにすると言われながら、まだ何も聞いていなかったので学校に連絡。まだ試験日程が出ていないという・・・
「来月、出産してるかもしれないから」と念を押すけれど、試験を設定するのはその試験を取り扱ってる機関であって、私が連絡を取っている彼女ではない・・・大丈夫か。

もう1つは、産後にケアに来てくれる人の手配。
7ヶ月目に連絡をしますと聞いたきり、連絡来ず、8ヶ月目に突入。ケアに来てもらえなかったら、と心配になり、でも電話をする暇がなかなかなかったので日曜にメールを打ったら、今日連絡が来てほっと一安心。

長電話をするくせに、何かの用事で電話をかけなくちゃいけないことを先延ばしにしがちな私。今日はようやくこの2つが済みました。1週間くらい連絡せずに向こうからの連絡を待ってたけど、ダメだったので。
オランダ語の電話で緊張することもさほどなくなったとはいうものの、いつもあと5分したら、あと10分したら、ああ、タイミング悪くなった、明日にしよ、という感じなのです。

身体が重くて仕事がきつい一日でした。
午前中の胃の調子が最悪。あと数週間、私の胃はかなり圧迫された状態が続きます。辛いなあ.

今年は現在の家に引っ越して4年目にして初めて新年をここで迎えました。
去年は日本で、その前までは義両親宅で。
近所でも思ったよりたくさん花火があがっていて、かーたんも12時ちょっと前に起こされて、花火見物。眠いけど、なんとか30分くらい途切れぬ花火を見ていました。

週があけて4日からは普通に仕事開始。
10日あまり目覚ましのない生活を送っていたので、朝はかなり気合い入れないと起きられなさそう。
不眠も時々あったし、次の日仕事ないんなら、と4時に起きて6時頃またうとうとしてソファーで寝ちゃったりとかあったけれど、もうそれもやれません。

不眠は、ここ1ヶ月くらいで顕著に。会社に行って眠くて寝そうになったことが何度か。でもつきものなので仕方がない。
ここではあえて触れていませんでしたが、読んでくださってる方のほとんどがご存知のとおり、3月の初めに出産を予定しています。
仕事も産休まであと5週間。降雪凍結が怖いのに、仕事初めの日はばっちりうっすらの雪がガチガチになってそうです。

身体がだんだん言うことを聞かなくなってきたので、あと5週間持つのかどうか、かなり心配でもあります。
でも、私のいない間のポジションの件で少し面倒なことになりそうなので、早めに産休に入るのも心配・・・

いろいろ起こりそうな2010年ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

初雪だるま

21日に統合プログラムの試験、第一弾の3科目があり、出来にあまり自信がなかったながらも無事合格の連絡をもらいました。

試験の日は前日からの交通の乱れからまだ復旧しておらず、電車の本数は限られ、乗り継ぎが最悪、結局予定していた行き方では行けず、最後雪の中を一駅分歩くことになったりもして、それでもなんとか指定時間に着けた、という状態でした。
オランダって北国だと思うんだけど、雪で交通が一気にダメになるのには驚き。東京および首都圏で大雪で交通がマヒすることはあるけれど、毎年ではないし、この必ず雪が降り、凍結する国での事態には受け入れがたいものがあります。

試験1科目めは、この国で仕事をする者として本当に常識の常識を問われる問題で、これは落とすわけない、といった感じ。

2科目め、オランダ人も正解がわからないものがあると巷でも話題のもの、勉強していたようなことはちっとも出てこなくて、こちらももっとオランダで生活する上では、というより、社会常識を問われるような内容。

一番答えに困ったのはこの設問。
娘17歳には彼氏がいるらしい。父親はこの彼が気に入らないのだが、娘にはなんと言ったらよいものか。
①「その青年はお前にはふさわしくない」
②「その青年とは会っているというのは気に入らない」
③「この青年とならつきあってもいいぞ」(別の青年を紹介)

これって、オランダ人だったらどうとか、そういう内容じゃないでしょう?しかも、父親は移民、娘の彼はオランダ人、という設定らしいし。

答えが非常に気になるのですが、残念ながら試験の結果は合否以外の情報が全くないため、この答えが合ってたのかすらわかりません(私は①を選択)。

3科目め、ヘッドホンで聞き取って即座に答える問題。
難しいことはあまり聞かれていないのにも関わらず、いくつか聞き落としをしてしまい、このテストは合格点が8割というので、終わった直後、かなり心配になってしまいました。

でも2日後に結果の連絡があって、無事合格できたそうなので、めちゃめちゃほっとしました。これに落ちていたら、学校の授業に参加しなくてはいけないことになってたかもしれないので、試験の受け直しよりも、そっちがしんどそうだと思っていたのでした。
おそらく来月に、もう一つの試験を受けることになりそうですが、こっちは内容的にはかなり楽そうです。とにかく早く終えてすっきりしてしまいたい私であります。

早いもので、今年も残すところあと1週間ほどとなりました。
毎年のことながら、ばたばたいろいろとありましたが、統合プログラムの試験第一弾も無事合格して、会社も仕事納めがあり、のんびりとしたクリスマスを迎えています。

お世話になった皆さん、2009年も支えてくださってありがとうございました。
2010年も皆さんにとってよい年になりますように。

我が家は2010年、大きなイベントがいくつかある予定で、また忙しい一年になりそうです。
かーたんも学校に行く年になるのだから、本当に早いものです。

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